金沢・医王山スキー場で合同救助訓練
北陸朝日放送
ウインタースポーツのシーズン到来です。 金沢市の医王山スキー場では、利用者の安全を図るため救助訓練が行われました。 この訓練は、救助技術の向上と、緊急時の連携強化を図ろうと、金沢市スポーツ事業団と金沢中央消防署が毎年合同で実施しています。 スキー場と消防署の職員合わせて35人が参加しました。 訓練ではスキー場のペアリフトのワイヤーが滑車から外れ、非常停止したという想定で行われました。 地上およそ7メートルの二人乗りリフトではスキー場と消防の職員が救助用のポールを使い一人ずつ救助しました。また地上およそ9メートルのリフトでは、レスキュー隊員がリフトのワイヤーに特殊な機材を引っかけ、救助者をゆっくりゲレンデに下ろしていきました。 スキー場によりますと、これまでに滑車がはずれるような事故は発生していないということです。 スキー場では、ファミリー向けの「ソリコース」から上級者向けの「チャレンジコース」まで5つのコースが用意されています。