良心価格でリピ間違いなし! 人形町にスペイン料理の新星現る!
東京屈指の食エリア、人形町にスペイン料理店がオープンしました。伝統的なスペイン料理をベースに数々の人気店で腕を磨いたシェフのセンスとアイデアが光る絶品料理にリピーター続出です。
人形町駅徒歩5分ながら閑静なエリアにオープン!
人形町駅から徒歩5、6分の場所に本格的スペイン料理がお手頃価格で食べられる店がオープンしました。オーナーシェフの坂田慎吾さんは神楽坂「エルプルポ」「エルブエイ」でシェフを務め、鎌倉「アンチョア」ではオープンから厨房を支えた実力者です。
「どこにも無いような店」にしたいとの思いで空間デザイナーと完成させた店内は、ナチュラルトーンでモダンな雰囲気の中にクラシカルな要素が所々にあしらわれ、落ち着きがあり何だかホッとします。
こちらで振る舞われるのは、典型的なスペインバル料理や洗練されたモダンクラシカルスパニッシュで腕を振るってきた坂田さんの経験が映し出された「アペタイザー」「前菜の盛り合わせ」「冷たい前菜」「温かい前菜」「魚料理」「肉料理」「米料理」「デザート」からなる8,800円のおまかせコースです。季節はもちろんのこと、来店数や好みによって内容をカスタマイズしてくれるとのこと。こういう配慮はうれしいですね。
食材を生かしたシンプルな味付けで心震わす一皿に!
そのおまかせコースの中からいくつかご紹介しましょう。「アペタイザー」の後に供されるのがこちらの「ピンチョス」。日本料理の「八寸」のように“おいしいもの”が皿の上を彩ります。揚げた手羽先の中には自家製のチョリソーが入っていたり、ピンチョスの発祥と言われるオリーブとアンチョビと青唐辛子を合わせた「ヒルダ」など、伝統的なものとオリジナルのものを混ぜて楽しませてくれます。
「冷たい前菜」の後には「温かい前菜」。本日は肉詰めピキージョです。ピキージョとは小さめで肉厚の赤ピーマンのこと。スペインでは炭火でローストし、皮を剥いて水煮にしたピキージョに詰め物をしたり、ブイヨンで煮込んで付け合わせにして食べるそう。
坂田さんは故郷である熊本産の馬肉のテールとタンを6時間かけてやわらかくなるまで煮込み、細かくほぐしたものを詰めています。