【天皇賞・春】ゴールドアクター産駒初のJRA・GⅠ挑戦 父子4代JRA・GⅠ制覇に挑むゴールドプリンセス
松籟S1着以来の出走となるゴールドプリンセス(牝4歳、栗東・寺島良厩舎)は、2015年の有馬記念勝ち馬ゴールドアクターの産駒で、同産駒は今回がJRA・GⅠ初挑戦となる。ゴールドプリンセスには曾祖父グラスワンダー、祖父スクリーンヒーロー、父ゴールドアクターに続く父子4代JRA・GⅠ制覇がかかるが、父にGⅠタイトルを贈ることができるだろうか。 今年の天皇賞・春には、ゴールドプリンセス、サリエラ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)、プリュムドール(牝6歳、栗東・奥村豊厩舎)、メロディーレーン(牝8歳、栗東・森田直行厩舎)と計4頭の牝馬が登録している。1984年に実施距離が芝2000メートルへ変更される前から、秋の天皇賞では牝馬の優勝もたびたび見られたが、春の天皇賞を勝った牝馬は1953年のレダだけだ。さて、今年、天皇賞・春に挑戦する牝馬は71年ぶりに勝利を挙げることができるだろうか。