10月は“値上げラッシュ” 「うまい棒」12円→15円で…相次ぐ応援「20円でも」「企業努力すごい」【#みんなのギモン】
■1994年以来30年ぶり…手紙も
加納解説委員 「値上げは食品だけではありません。日本郵便は10月から手紙などの郵便料金を、約3割値上げします。現在は25グラム以下の定形の手紙は84円ですが、26円上がって110円に。50グラム以下の手紙も、現在の94円から110円に統一し、重さの区分が同じになります」 「手紙の値上げというのは、消費税の引き上げによる値上げを除くと1994年以来、30年ぶりとなります」 森アナウンサー 「あれから30年ですか…。(当時)高校生でしたが、『切手の値段が変わるんだ』と衝撃を受けました。あれ以来ということですね」 加納解説委員 「通常はがきも7年ぶりに値上げし、現在の63円から85円になります。レターパックも約15%値上げされ、『プラス』は520円から600円に、『ライト』は370円から430円となります」 桐谷キャスター 「この前郵便局に行ったらお知らせが貼ってあって、びっくりしました。値上げをする理由は何ですか?」 加納解説委員 「デジタル化によって年賀状などの郵便物が減少する一方で、人件費や物流費の上昇などが影響しています。日本郵便の『郵便・物流事業』は昨年度686億円の赤字となっていて、そういった中での値上げとなります」 森アナウンサー 「値上げは、郵便局で働く方々のお給料を上げるためにはしょうがないかなとも思います」 「レターパックのように物理的に物を運ぶものは使わざるを得ないでしょうが、メッセージを送るはがきなどは『高くなるのならSNSやメールでいいかな』と、どんどん使わなくなってしまう流れができるのではと心配です」 河出アナウンサー 「私も大人になって数えるくらいしか出していないんじゃないかなと。たまに出そうとすると、『これでいいんだっけ?』とポストの前で躊躇(ちゅうちょ)してしまいます…」 鈴江アナウンサー 「デジタルの流れは止められないですよね」