大相撲金沢場所、待ったなし 6日へ土俵作り着々
6日に行われる大相撲金沢場所(北國新聞社主催)を前に、会場の金沢市総合体育館で4日、土俵に使う俵作りが進められ、熱闘に備えた。秋場所で2度目の幕内優勝を果たした新大関大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)らは5日夜に金沢入りする。 【写真】大相撲金沢場所で販売される大の里関連の新聞や号外、写真集など 体育館では、呼び出し3人がわらを編んだ長さ21寸(約63センチ)の円筒に土を詰めて縄で縛り、ビール瓶に似た形状の道具でたたいて形を整えた。土俵は5日午後に完成する。呼び出しの直起(なおき)さん(33)=木瀬部屋=は「お相撲さんがけがをしない、いい土俵に仕上げる」と話した。 金沢場所は大の里をはじめ、遠藤(金沢学院大附高OB、穴水町出身、追手風部屋)、輝(金沢市西南部中OB、七尾市出身、高田川部屋)、炎鵬(金沢学院大OB、金沢市出身、伊勢ケ浜部屋)の郷土力士が参戦する。 当日は午前9時開場で、人気力士の握手会や、禁じ手を面白おかしく紹介する初切(しょっきり)、横綱の綱締め実演など地方巡業ならではの催しも楽しめる。 ●7日に高岡場所 7日は大相撲高岡場所(北國新聞社・富山新聞社主催)が高岡市竹平記念体育館で開催される。問い合わせは富山新聞社営業事業部=076(491)8118=、同高岡支社=0766(23)2131=。 ●「大の里セット」限定販売 2000円初V朝刊、号外、写真集… 北國新聞社は大相撲金沢場所で、「大の里大関昇進記念・北國新聞特別セット」を2千円(税込み)で限定販売する。 5月の幕内初優勝や大関昇進を報じた朝刊、特別号外、速報版、6月に発行した報道写真集「大の里初優勝」(A4判カラー64ページ)のほか、本社単独インタビューの掲載紙面(コピー)などをセットにした。 ◇大の里特別セットの内容 初優勝した5月26日の特別号外、同日の速報版、初優勝翌日の朝刊(ラッピング紙面)、2度目の優勝を決めた9月21日の特別号外、大関昇進が決定した9月25日の速報版、大関昇進決定翌日の朝刊、北國新聞社単独インタビューの記事コピー3点(2023年8月26日付、24年1月1日付、24年4月1日付)、報道写真集「大の里初優勝」