松竹元プロデューサーを逮捕 制作費18万円架空請求か 警視庁
松竹(東京都中央区)に架空の番組制作費を請求して現金約18万円をだまし取ったとして、警視庁築地署は6日までに、詐欺容疑で、同社の元チーフプロデューサー伊藤仁吾容疑者(55)=新宿区富久町=を逮捕した。 【写真特集】警視庁のバッジ35種類、初めて一挙公開 黙秘しているという。 逮捕容疑は2018年3月~19年11月ごろ、6回にわたって松竹に架空の番組制作費を請求し、現金計約18万円をだまし取った疑い。 同署によると、伊藤容疑者は詐取した金を健康器具など私物の購入に充てていた。遅くとも18年ごろから架空請求を繰り返していたとみられ、同署が詳しく調べる。 21年に松竹の内部調査で不正が発覚。松竹は同年10月に伊藤容疑者を懲戒解雇し、同署に告訴していた。 松竹の話 厳粛に受け止める。再発防止に努め、規範意識を一層高めていく。