【中日２軍】根尾昂、光見えた７イニング１失点 井上２軍監督「責めるところは一つもない」終盤まで球威衰えず
◇16日 ウエスタン・リーグ 広島1―0中日（由宇） 中日・根尾昂投手（24）が16日、ウエスタン・リーグの広島戦（由宇）に先発し、7イニングを投げ4安打1失点。毎回の10奪三振の力投でアピールした。試合は中日が0―1で敗れた。 13年ぶりのリーグ優勝を目指す若竜が2連敗。先発した根尾が7イニング1失点の好投も報われず敗戦投手となった。「今日も何とかして勝ちたい試合だった」。試合後は悔しさをにじませた。 井上2軍監督は「7回で1失点は投手の責任じゃない。今日は根尾の責めるところは一つもない」とかばった。 6回まで要所を締めて無失点を続け、両チーム無得点で迎えた7回だった。広島の先頭・林に中堅左へ先制ソロを許した。それでも気持ちを切らさず後続を仕留め、この回で降板した。 「リズムのいいところもあったけど、最後の最後で中軸に長打を打たれて負けたのでしっかり反省しないといけない」 この日の最速は147キロ。終盤まで球威は衰えなかった。浅尾2軍投手コーチは「変化球で空振りが取れていたし、もう一度ボールの強さを見直そうという話をして、着実に進んでいると思う。継続していってほしい」と評価する。
中日スポーツ
