関西大学ラグビー 4連覇がかかる京都産業大学が開幕戦で15トライで勝利!同志社大学は王者から3トライで次に繋がる!
9月22日、関西大学ラグビーAリーグが開幕し、4連覇がかかる京都産業大学が同志社大学との一戦に臨みました。 関西王者そして悲願の日本一をねらう赤と紺の京産大、しかし、この試合で先制点をあげたのは 昨シーズン最下位からの復権を目指す紺とグレーの同志社でした。 前半3分、京産大陣地深くでペナルティを獲得すると、同志社のスタンドオフの大島がペナルティゴールを決め、先制します。 反撃したい京産大は、前半6分、ナンバーエイト・シオネ・ポルテレがディフェンスをものともしない突進で、ボールを運び、最後はウイングの福永がトライを決め、逆転します。 このトライをきっかけに、ディフェンディングチャンピオン・京産大の猛攻が始まります。 自慢の強力フォワードが敵陣ゴール前からモールを組み、トライをあげます。 その後もフォワードのモールで3トライを挙げ、前半で試合を決定づけます。 後半に入っても京産大の猛攻は止まりません。 後半3分、バックスが展開力を発揮し、ウイング福永がこの試合2本目のトライを挙げます。 京産大は前後半あわせて15本のトライで同志社を圧倒し、チーム史上初の4連覇に向け、開幕戦をものにしました。 【声】京都産業大学 辻野隼大 主将 「相手をリスペクトしつつ、自分たちにフォーカスしようと常に言って、1週間取り組んできました。 その結果がきょうのスコアにつながったり、セットプレーや要所要所のプレーにつながったと思います。 まだまだ課題はあるので、次の摂南大学戦に向けて、また1週間京都に戻って、しっかり取り組んでいきたい」 昨シーズンからの低迷がつづく同志社、チーム史上リーグ戦ワースト失点で屈辱の敗戦となりましたが、後半、王者・京産大に意地の3トライを挙げました。 【声】同志社大学 田中勘太 選手 「1つのちょっとした工夫を加えるだけで、あそこまでトライに繋がることが多くなったので、その修正力を前半の最初の方でやれば、もう少しスコアを積極的に取れたというのが反省です」 【声】同志社大学 中尾晃 監督 「リーグ戦なので、この後を考えれば、後半の3本のトライというのは、次に繋がる部分があったのかなと思います」