今流行りのスクランブルゴルフに挑戦! アンダーパーも夢じゃない!? 「チームでラウンドする魅力」をレポート
ゴルフは個人のスポーツというのが一般的だが、競技ゴルフのなかには「スクランブルゴルフ」というチーム戦がある。そこで今回、新人編集部員Hがスクランブルゴルフを体験したので、その注意点や楽しさを紹介していこう。 「目配り、気配り、心配り」ラグビー元日本代表・大畑大介が語るスクランブル競技の魅力
“スクランブルゴルフ”とは?
スクランブルゴルフは、基本的に同組になった2~4人で1つのチームを組み、協力して18ホールをプレーします。流れとしては、まずは全員がティーショットを打ち、一番良いと思われるボールを選択。そのボールをセカンドショットとしてチーム全員で打つ。これをホールアウトまで繰り返し、チームとしてスコアを記録していく。それぞれのショットでベストな位置から打つことができるので、ゴルフの技術を問わず、全員が楽しめるシステムとなっています。 とはいえ、ティーショットには注意点も。それはティーショットの採用回数が決まっているということ。今回、参加したコンペでは、チームが4人制のため、ティーショットの採用は1人4回以上という取り決めでした。このティーショット採用回数が決まっていることで、誰のティーショットをどこで使うかといった、戦略性が高くなってくるのです。
スクランブルゴルフ方式のコンペがスタート!
ここからは、実際のプレーに沿って説明していきます。 まず今回のチーム編成から。年間ラウンドの平均スコアがともに90のHとY(ともに男性)、大学ゴルフ部出身のT(女性)、ラウンド2回目の初心者のK(女性)という男性2名、女性2名の4人。コースはJLPGAレギュラーツアー「スタンレーレディスホンダ」の会場となっている東名カントリークラブで、愛鷹コース→裾野コースの順にラウンドした。 先にも述べたとおり、大事になってくるのがティーショットの採用問題。東名CCはアップダウンがあるコースなので、スタート前に建てた作戦は、愛鷹Cも裾野Cも後半にある打ち下ろしホールで距離が稼げるため、そのホールに女性陣のボールを積極的に採用しようというもの。
しかし、やや打ち上げとなる1番Hのティーショットから男性陣が右へ左へ曲げ、フェアウェイにある女性陣のボールを採用することに。同じく打ち上げの2番Hも同様の結果となり、当初の目論見は泡と消えました。やはり、そう上手くいかないのがゴルフですね。 そうこうしていると、初心者であるKのティーショットを採用することが多くなったわけですが、「このままではダメだ」と切り替えた男性陣2人とTのティーショットも安定し始めます。また、パッティングでも初心者のKがバーディーパットやパーパットを沈め、助けられる展開に……。 結果は前半1オーバー、後半4アンダーの69をマーク。後半バーディを取り続けたのは、前半のうちに全員均等にティーショットが採用できたことで余裕が生まれたこと、そしてホールを重ねるごとにメンバー同士の距離が近くなり、みんなで話し合いができるチームワークがあったからだと思います。
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