52kg（フライ級）初挑戦のRISE QUEENミニフライ級王者・小林愛理奈

　10月20日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE182』の記者会見が20日に都内で行われ、[女子フライ級マッチ]でビョン・ボギョン（韓国）との対戦が決定している、RISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈（ありな、23=FASCINATE FIGHT TEAM）が出席。「完璧に仕留める練習をしている」とKO宣言が飛び出した。 【動画】これが小林のKOパンチ破壊力！相手が戦意喪失、ロープ外に... 　小林は女子離れしたパワーを武器とするフルコンタクト空手出身の実力者。昨年11月、王者のerika♡をKOして王座を戴冠した。今年1月には、台湾のワン・チンロンにKO勝利し、前戦となる『RISE 178』ではオープンフィンガーグローブマッチで小林愛三に勝利。現在7連勝と波に乗っている。 　対するボギョンは多彩な蹴りを得意とするファイター。韓国『Kick Hero』18年の48kg級トーナメント王者で、『KTF』では48kg級と52kg級の二階級を制覇した強豪だが、昨年3月にはRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪にKO負けを喫している。 　52kg挑戦の第一歩を踏み出す小林は「今回は52kg初挑戦ですが、全然問題なくいけるかな。相手は韓国の52kgと48kgのチャンピオンだが、私はRISEチャンピオン。負けるわけがない。絶対に勝つ」と意気込んだ。 　階級を上げた理由について「世界で一番強い人間が集まる階級は52kgだと私は思う。その世界で一番強い奴と戦うためにも階級を上げた」といい、3階級制覇の野望を持っていることを明かした。 　通常体重が50kg前後の小林。リミットまで2kgあるが「増やせる所まで増やすが、キレが悪くなる。無理に増やさず、ナチュラルで勝てると思っています」と自信を語る。 　対戦相手のボギョンについては「RISEで宮﨑選手と戦った時はあまり粘り強さは感じなかったが、直近の韓国での防衛戦を見たら、成長していて結構強かった。蹴りがうまいので、そこは要注意」と語った。 　フィニッシュについては「前までは1回ダウンを取ったら勢いでKOに行っていたが、強い選手は簡単にKOできない。その上で完璧に仕留める練習をしている」とKO宣言が飛び出した。 　一方のボギョンは「RISEに再び出場できて嬉しい。小林選手はパンチがすごくて素早い選手です。私とは熾烈な戦いになるでしょう。日本で私の名前を知らしめるため、一生懸命に練習してがんばります」とコメントした。 　果たして、小林は52kg初挑戦で宣言通りのKO劇を見せることができるか、注目だ。