チョン・ドヨンの新しい顔を発見 韓国ノワール映画『リボルバー』日本版予告&ポスター公開
2025年2月28日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開される映画『リボルバー』の日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。 【写真】『リボルバー』ムビチケカード特典の“悪党”だらけのポストカード 本作は、『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ国際映画祭の女優賞を韓国人俳優として初めて受賞したチョン・ドヨンが、ドライな復讐者を演じるリベンジノワール。第68回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品された『無頼漢 渇いた罪』でチョン・ドヨンとタッグを組んだオ・スンウクが監督を務めた。 女性を主人公にしたノワール映画としても注目を集めた本作は、第33回釜日映画賞で作品賞、助演女優賞(イム・ジヨン)、撮影賞の3部門を受賞し、第45回青龍映画賞では5部門にノミネート。さらに第25回釜山映画評論家協会賞・大賞を受賞した。 目的のために粘り強く一つの道だけを行く警察官のスヨンを、Netflix映画『キル・ボクスン』では凄腕殺し屋に扮したチョン・ドヨンが演じ、スヨンとの約束をなかったものにしたアンディ役で、ディズニープラスで配信中のドラマ『江南Bサイド』のチ・チャンウクが出演。そのほか、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』のイム・ジヨン、『イカゲーム』のイ・ジョンジェ、『密輸 1970』のキム・ジョンスらが共演に名を連ねた。 夢に見たマンションへの入居を待ちわびていた警察官スヨン(チョン・ドヨン)は、恋人(イ・ジョンジェ)の突然の裏金問題に巻き込まれ、“すべての罪をかぶってくれるなら大きな補償を約束する”と謎の男アンディ(チ・チャンウク)に持ち掛けられる。スヨンはこれを受け入れ刑務所に入ることに。2年後のスヨンの出所日。刑務所の前で彼女を待ち伏せしていたのは、見知らぬ謎の女ユンソン(イム・ジヨン)だった。スヨンは何かが間違っていると直感する。大金も家も、失ったすべてを取り戻すために、補償を約束したアンディを探しまわるスヨンは、この背後にある巨大な勢力と向かい合うことになるのだった。 スヨンを演じたチョン・ドヨンは本作について、「これまでに演じた作品の中で最もドライで感情が抑えられている役だった。こうした姿や感情で演技をしたことがなかったように思う。オ・スンウク監督が撮影の後で“チョン・ドヨンの新しい顔を発見した”と言ってくれたのが痛快だった」と振り返っている。 公開されたポスタービジュアルには、スヨンを取り巻く悪党たちが顔をそろえる中に「誰がハメた?」というコピー添えられている。 あわせて公開された日本版予告では、スヨンがリボルバー片手に自分を陥れた裏切り者を探し出し、冷静に「約束の金を出しな」と言い放ち、容赦ない復讐をしていくさまが描かれる。「約束なんて知らねぇよ」と不敵に笑う狂犬アンディや謎の女ユンソンのほか、スヨンの恋人役イ・ジョンジェやキム・ジュンス、さらにチョン・ジェヨン、チョン・マンシク、キム・ジュンハン、チョン・ヘジンら悪党たちが続々登場。「逃がさないわよ」とスヨンが強い視線をむけるその先にいる相手は果たして誰なのか。そして復讐の果てに、彼女は何を見るのか。 なお、本作のムビチケカードは現在発売中。購入者には“悪党”だらけのポストカードが特典としてプレゼントされる。
リアルサウンド編集部