平和大使として広島県に派遣された中学生が学んだことを報告
沖縄テレビ
平和大使として被爆地・広島に派遣された宜野湾市の中学生が、現地で学んだことを報告しました。 宜野湾市は毎年、市内の中学生を「平和大使」に任命し、被爆地の長崎や広島に派遣しています。 15日、宜野湾中学校では、平和大使を務めた生徒2人が広島で学んできた戦争の悲惨さや命の尊さについて同級生を前に報告しました。 平和大使・島袋陽向さん(中1): 「今でも残る遺品から、(広島に落とされた)原爆の恐ろしさが伝わってきたのと、栄えて活気のある街が原爆ひとつでなくなってしまったのが、本当に悲惨で心に残った」 平和大使・運木美里依さん(中1): 「(戦争を)体験した人がどう思ったのかっていうのを、もっと良く知りたいなと思って、広島だけじゃなくて長崎で何があったのかとか、色々と知りたいと思います」 報告を聞いた生徒目取真千さん: 「沖縄戦だけじゃなくて、色んな戦争が世界でもあるし、これから学んでいきたいと思います」 平和大使の2人は、これから深めた学びを地域の人達にも報告することになっています。
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