県は障害者手帳の情報が別人のマイナンバーに誤ってひも付けされていたケースなどが新たに53件、確認されたと発表しました。 これまでのところ情報の外部への流出は確認されていないということです。 県によりますと障害者手帳の情報とマイナンバーのひも付けについて、国からの指示による点検で昨年度、3件の誤りが見つかりました。 この結果を受けて県が自主的に再点検を行ったところ、新たに53件の誤りを確認したということです。 原因としては申請した人や窓口の職員が記入したマイナンバーが、誤っていたことなどが考えられるということです。 誤ってひも付けられた人のマイナポータルには、別人の障害者手帳の情報や自立支援医療の情報が表示される状態となっていましたが、情報の流出は確認されておらず、データは修正したということです。 県は、申請書の様式を改めるなどして再発防止に努めるとしています。