【動画】1日の天気 - 西～北日本 広い範囲で大雨のおそれ 非常に激しい雨も 土砂災害などに警戒（30日19時更新）
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7月1日（月）は広い範囲で雨となり、特に午前中にかけて活発な雨雲がかかりやすく、非常に激しい雨の降る所もありそうです。短い時間で大雨となるおそれもあります。暗い時間から雨の強まってくる所もあるため、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。
月曜日にかけて梅雨前線がゆっくりと南に下がる見込みです。日本海を進む低気圧や前線に向かって雨雲のもととなる暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となりそうです。 日曜日の夜は日本海側から活発な雨雲がかかってきます。月曜日の午前中にかけては、日本海側の各地や、西日本や東日本の太平洋側でも雨が強まり、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降りそうです。短い時間で一気に雨の量が増えるおそれもあります。暗い時間から雨が強まってくるため、安全な場所でお休みください。午後も西日本や東日本では雨が続き、九州北部や太平洋側で雨脚の強まる所があるでしょう。
月曜日の夕方にかけて予想される雨の量（多い所）は、九州北部で250ミリ、東海、近畿で200ミリ、東北で180ミリなどとなっています。道路の冠水などにもご注意ください。
低気圧が通過する北日本や沿岸部では、雨だけでなく風も強まって荒れた天気となるでしょう。北日本では瞬間的に30メートルの暴風が予想されます。 火曜日にかけても西日本や日本海側を中心に発達した雨雲の流れ込む所があり、さらに雨の量が増えるおそれがあります。今後も最新の情報をご確認ください。
最低気温は西日本や東日本を中心に25℃前後と、朝にかけても気温が下がりにくく、寝苦しくなりそうです。日中は雨でも30℃近い所が多く、蒸し暑さが続きます。朝晩や室内でも熱中症にご注意ください。札幌では20℃と、真夏のような暑さは和らぎますが、日曜日より大幅に低くなるので気温の変化にお気をつけください。 （気象予報士・及川藍）
