<斉藤由貴>「あのクズを殴ってやりたいんだ」スナックのママ役が話題 奈緒からの手紙に感激
奈緒さんからは手紙やプレゼントをもらった。「お手紙の中に、『由貴さんの演じる明美ママが本当に好きで、うちに帰って思い出すと涙が出ちゃうくらいすてきだった』と書いてくださっていて。正直、すごくうれしかったし、そういうことを書けるというのがすばらしいなと」と告白。
「そういう心配り、優しさ、思いやりはあんまり私にはない部分で(笑い)。あ~こんなことができる人なんだ、すばらしいなと感動しました。うれしい思い出になりました」と笑顔を見せた。
今作では、自分を追い込み、突き進んでいくほこ美の姿が登場する。「やりたいことをやりなさいという気持ちと、でも何かあったら取り返しのつかないケガを負うボクシングというスポーツ。そこに対して不安になるというのは、とくにお母さんなら当然ですよね」と母親としての思いを語った。
また、「最終的には何があろうと、彼女(ほこ美)の人生で、彼女の選択で、それは是非に関わらず受け入れるしかないんだなと。もうそういうことなんだなって、ふっと目を離すみたいな天性の勘みたいなものが明美にはある」と続けた。
斉藤さん自身の子育てについて聞かれると、「長女(水嶋凜さん)は私と同じ仕事を始めてて。長女の中でも同じ仕事をやっているということで、葛藤している部分があると思います。なおさら余計なことを言うまいという気持ちがあったりして、わりと距離感を持って接しています。いまのところ、それが功を奏しているみたいです」と明かしていた。
<プロフィル>
さいとう・ゆき 1966年9月10日生まれ。神奈川県出身。女優、歌手として幅広く活躍。歌手デビュー40周年を記念して、来年2月から36年ぶりの全国ホールツアーを開催する。