ブレイク・ライブリー主演の恋愛映画、ヒットの裏で監督との不仲説が話題に
ブレイク・ライブリー主演の恋愛映画「It Ends with Us」が全米で大ヒット中だ。同作はコリーン・フーバーのベストセラー小説「イット・エンド・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」の映画化で、恋愛映画でありながらDVをテーマにしている点が評価されている。 ヒロインを演じるライブリーはプロデューサーを兼ね、夫の脳神経外科医を演じるジャスティン・バルドーニ(「ジェーン・ザ・ヴァージン」)がメガホンをとっている。 だが、いまライブリーとバルドーニとの不仲説が浮上している。同作の宣伝キャンペーンにおいて2人が共同インタビューやプレミアに同席していないことがきっかけとなり、その後、関係者からさまざまな証言が飛び出している。 バルドーニ監督が要求するキスシーンが長すぎたり、原作とは異なるDV描写に、ライブリーと原作者のフーバーが不満を持っていたとの噂がある。また、バルドーニがライブリーの出産後の体型について無神経な発言をしたとも報じられている。 さらに、バルドーニ監督の編集に不満をもったライブリーは、夫ライアン・レイノルズの「デッドプール&ウルヴァリン」を手がけていたシェーン・リード(「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」)に2度目の編集を発注していたことも明らかになっている。さらに、レイノルズがある場面の脚本のリライトに参加していたという情報もある。 こうした状況を受けて、バルドーニは危機管理を専門とする広報を雇っている。一方、ライブリーも「It Ends with Us」の公開に合わせて自身のヘアケアブランドのプロモーションを行ったが、DVをテーマにした映画なだけに無神経だという批判を浴びている。 こうした騒動をよそに、「It Ends with Us」の北米興収は公開9日で9700万ドルに到達。原作には続編もあることから、ライブリーとバルドーニ監督の今後に注目だ。