年末年始を前に輸送機関の安全総点検 クイーンビートルの浸水隠しを受け報告体制のチェックにも重点 九州運輸局
FBS福岡放送
年末年始を前に、フェリーなど輸送機関の安全総点検が10日から始まりました。
点検は、帰省や観光などで人の動きが増える年末年始に合わせ、九州運輸局が毎年実施しているものです。 福岡市の博多港で、博多と韓国・釜山(プサン)を結ぶフェリー「ニューかめりあ」に運輸局の幹部などが乗り込み、消防装置や救助艇などを乗組員が正しく使えるかどうか確認していました。 ことし、JR九州高速船が運航するクイーンビートルで不正が発覚したことから、九州運輸局では社内の報告体制のチェックにも重点を置くとしています。 安全点検は来年1月10日まで、船舶のほか、鉄道やバスなど県内85の事業者に対して行われます。