スターフライヤー、横江会長が任期満了退任 代表権は町田社長のみ
スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は5月14日、横江友則会長が任期満了に伴い6月27日開催予定の定時株主総会で退任すると発表した。後任は社外取締役を務めている弁護士の横山美帆氏で、代表権のない会長に就く。代表権を持つのは全日本空輸(ANA/NH)出身の町田修社長のみになる。 【写真】スターフライヤーのA320neo 横江氏は阪急電鉄出身。非航空領域を強化するため、2022年6月29日付で新設された会長に就任した。横山氏は、国内の投資ファンド、アドバンテッジパートナーズ(AP)グループが出資後の2021年6月29日付で社外取締役に就任している。 2024年3月期の通期決算は、純損益が9億1200万円の黒字(前期23年3月期は7300万円の黒字)で、売上高が24.0%増の400億1900万円、営業損益が9000万円の黒字(前期は13億1700万円の赤字)と黒字転換した。 2023年9月30日時点の大株主の状況は、ANAホールディングス(ANAHD、9202)が持株比率14.67%の筆頭株主で、ジャパネットホールディングス(長崎・佐世保市)が14.25%、TOTO(5332)が3.99%、エアトリ(6191)が2.96%などとなっている。
Tadayuki YOSHIKAWA