なえなの、森香澄に憧れ“アナウンサー役”を熱望「あざとさの極意を聞きたいです」
タレントのなえなのが、6月17日に「なえなの CONCEPT PHOTOBOOK SPOTLIGHT」を発売。6月23日に都内で開催された発売記念イベントの前に囲み取材に応じ、お気に入りカットや今後やってみたいコンセプトなどについて語った。 【写真】絶妙なタイミング…!赤ちゃんの“嫌そうな顔”もキュートななえなののお気に入りカット ■なえなのが“七変化”&ベトナムで新撮ロケ 同作は、なえなのが約1年間行ってきた“演じる”ことに焦点を当ててさまざまなストーリーを紡ぐポートレート連載を1冊にまとめたコンセプトフォトブック。「ヒーロー」「ヒロイン」「青春スポ根」「ドール」「マッドサイエンティスト」「アイドル」「新人OL」の7タイトルで、なえなのが“七変化”している他、ベトナム・ハノイにて新たに撮り下ろしも実施。新撮カットは「逃避行」をテーマに、なえなのが何かから逃げて来て、たどり着いた先で街に溶け込み、最終的には観光気分で逃避行を自由気ままにエンジョイする姿が収められている。 ベトナムでは2泊3日で撮影したそう。お気に入りカットも同地でのカットを挙げ、なえなのは「現地の赤ちゃんと撮影中に道ばたで出会って、『かわいいね』って言っている途中の写真なんですけど、その赤ちゃんにめちゃくちゃ嫌そうにされていて(笑)。その瞬間を撮ってもらえました。いつかその赤ちゃんが大人になった時に、『俺すごい人と写真撮ってたのかも…』と思ってもらえるようなタレントになりたいと思っています」と、選んだ理由を明かした。 6月17日に発売されたということで、周囲の反響を聞かれると「両親も祖父母も連絡くれました。私すごくおじいちゃんっ子で、おじいちゃん大好きなんですけど、一昨日電話がかかってきて、『今日家に本が届いたから今から見るよ』って電話で、『見終わったら感想伝えるからかけ直すね』って。でも、まだかかってこないので、3日ぐらい夜通しで読んでいるんだと思います…なかなか感想の電話がこないんです(笑)」と冗談交じりに打ち明け、「楽しみです!」と大好きな祖父の感想を心待ちにしている様子。 ■今後やってみたいコンセプトは「アナウンサー」 また、今後やってみたいコンセプトについては「居酒屋でめちゃくちゃモテて、お小遣いをもらってしまうアルバイト。あとは、アナウンサーもやってみたい。事務所に森香澄パイセンがいて、テレビで見ているとやっぱりカッコいいなって思うので、ああいうきれいなアナウンサーになってみたいですね」と元テレ東アナウンサーで現在は同じ事務所に所属する森の名前を挙げ、「アナウンサーの極意、あざとさの極意を聞きたいです」と目を輝かせた。 なえなのといえば、SNS総フォロワー数700万人を超えるインフルエンサー、モデルとして知られ、最近では俳優業や歌手活動など幅広く活躍中。その中でも特に好きな仕事を問われると「やりがいがあるのは演技ですね。どの仕事も好きだけど、今一番没頭して、自分頑張っているかもなって思うのは演技のお仕事です」と俳優業に引かれていることを明かす。 ただ、最初は苦手意識もあったそうで「めっちゃ嫌いでした。わりと何でもうまくいってきた人生だったかも…と思う節もあるんですが、初めてこのお仕事に就いてから、ものすごい壁にぶち当たっている気持ちです」と吐露。その上で、今後どんな役をやってみたいかを聞かれると「アナウンサーです!」と即答し、「向いていないと思うんですけど、森さんへの憧れがすごく強くて」と、ここでも森への憧れを口にした。 アナウンサー役を熱望しているならば…と早口言葉を取材陣からリクエストされると、マネジャーと普段やっているという「ドリフの早口ことば」のリズムに乗せて、「生麦生米生卵 生麦生米生卵」「スモモも桃も桃のうち 桃もスモモも桃のうち」「カエルぴょこぴょこみぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」と流ちょうな滑舌で披露して“アナウンサー適性”があることを証明し、「あとはあざとさだけ教わろうと思います」とニッコリ。 その流れで“あざとさ”はアナウンサーに必要なのか?というツッコミが寄せられると「そうですね。森香澄さんのようなアナウンサーになるためには必要だと思っています。尊敬しています、かわいさを。全然イジってないです!」と、イジっているどうかの真偽は定かでないものの、本人はいたって真面目に語っていた。 ◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)