家に使っていない「ビニール傘」が10本あります…。買いすぎを防ぐよい方法はないのでしょうか?
いつの間にか家に大量のビニール傘がたまってしまったという経験がある方は多いでしょう。雨が急に降り出したときにコンビニなどで手軽にビニール傘を購入し、そのまま家に持ち帰ることが繰り返されると、気がつけば傘でいっぱいに……なんてことも。 本記事では、全国的な傘の所有状況や傘が家にたまってしまう原因、傘を買いすぎない対処法などを解説します。使わないビニール傘がたまってしまう方は、ぜひ参考にしてください。
傘の所有数の全国平均
株式会社ウェザーニューズの「傘調査2022」によると、傘の所有数の全国平均は4.2本でした。都道府県別で見てみると、上位5位までは以下の結果となりました。 ●1位:奈良県(5.6本) ●2位:神奈川県(5.0本) ●3位:東京都(4.9本) ●4位:大阪府(4.8本) ●5位:栃木県・京都府・兵庫県・高知県(4.6本) 所有数が多い都道府県を見てみると、大都市周辺が上位にランクインしていることが分かります。 また、ビニール傘に限定して所有数を聞いてみると、全国平均は1.6本でした。都道府県別に見てみると、ビニール傘の所有数が一番多い都道府県は2.0本の東京都で、次いで1.9本で栃木県や千葉県、神奈川県、京都府が続きました。傘の所有数のランキングと同様に、大都市周辺がトップにランクインしています。 加えて、傘の使用率を男女別に見ると、ビニール傘以外の長い傘の使用率は男性39%、女性62%と、女性の使用率の方が高くなりました。 しかし、ビニール傘で見ると、男性が31%、女性が16%と男性の使用率が女性の2倍近くになっています。ビニール傘を複数所有している方に購入理由と用途を聞いたところ、急な雨や気づいたら増えていた、来客用などが挙げられました。
傘にかける費用はどれくらい?
株式会社ウェザーニューズの「傘調査2022」によると、傘1本にかける金額の中央値は1500円でした。また、1000円以内に収めている方は48%と、約半数の方が安い傘を使用していると分かりました。 仮にビニール傘をコンビニで購入した際の、傘にかかる費用を計算してみましょう。あるコンビニではビニール傘を668円で販売しています。傘の所有数の全国平均で計算してみると、ビニール傘にかけている費用は約1069円です。もし家に1.6本以上ビニール傘をためこんでいる場合は、より費用がかかっていることになります。 コンビニよりも100円ショップやホームセンターの方が、ビニール傘を安く販売している場合があります。ビニール傘にかける費用を安くおさえたい方は、100円ショップやホームセンターで購入するとよいでしょう。