「年収103万円の壁」巡り自民・国民の協議スタート
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年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の見直しを巡り、自民党と国民民主党の議論がスタートしました。 (村上祐子記者報告) 国民民主党の玉木代表は、来週11日に石破総理と会談して、103万円の壁の引き上げを強く求める考えです。 国民民主党 玉木代表 「国の懐を豊かにしていくことなのか、あるいは国民の懐を豊かにしていくことなのか。我々は後者の立場に立つということですから、しっかりとまた政府とも財務省とも議論させていただければ」 「年収の壁」を巡っては、玉木代表は、自民党が見直さない限り予算案や法案で協力しないと明言しています。 5日朝、自民と国民の政調会長が会談し、今週中に経済対策について実務者らで協議を始めることで合意しました。 自民党内からは「年収の壁は、財源を考えると難しいかもしれないが、前向きに支持を得られる話だし、やったほうがいい」という声が上がっていて、まずは経済対策を優先して議論する考えです。 与党が過半数を割り込んだ今回の衆院選を受け、どこまで「民意」を政策に反映できるのかが焦点です。
テレビ朝日