沖永良部島で8年ぶりに街コン開催 店を巡りながら「あぐ」づくり
沖永良部島で男女がグループごとに分かれて飲食店を巡る街コンイベント「あぐコン」が11月16日、8年ぶりに開催された。「あぐ」は同島の方言で「友達」の意味。主催は和泊町商工会。当日は同島に住む20~40代の男女63人が参加した。(奄美群島南三島経済新聞) 【写真】与論町の田畑克夫町長(中央左)と和泊町の前登志朗町長(中央右)による乾杯の様子 約10人に分かれて6店を巡り、各店の自慢の料理と新たな出会いを楽しんだ。会場となった飲食店は、「居酒屋草」「MIX BAR LEVEL1」「えらぶ酒場輝」「Good Speed」「なな彩」「どんつき」の6店舗。 あぐコンの開催は2016(平成28)年が最後で、「またやってほしい」という声があり開催したという。商工会青年部長の今榮浩仁さんは「運営側でも盛り上がり策を用意したが、アフターパーティーではマイクの音が聞こえないほど参加者自身が盛り上がった」と振り返る。 参加した女性は「抽選会では食事券や沖縄までの往復チケットなどがあり、参加者ほぼ全員に何かしら賞が当たっていた。顔見知りの人ともお酒が入ると踏み込んだ会話ができ、楽しい時間を過ごせた」と話す。今榮さんは「次回は沖永良部島以外からも募りたい」と意気込む。
みんなの経済新聞ネットワーク