「エンジン開発を諦めない」(マツダ・毛籠社長)
マツダの毛籠勝弘社長は幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれたカスタムカーの展示会「東京オートサロン」のプレスカンファレンスに登壇し、走るよろこびを提供し続けるためにも、内燃機関開発を続けると強調した。 【写真】マツダ「ロードスター」35周年記念車 電動化が進むカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)時代でも「エンジン開発を諦めない。エンジン好きのマツダは情熱を持ち続ける」と宣言。環境規制に対応できるロータリーエンジンの開発状況について、最難関とされる北米新基準への適合に手応えを明かし「全てのエンジニアの熱量を合わせて、さらなる技術検証、開発のステップに進む」と述べた。 また、クルマ好きのコミュニティー拡大に努めるとし、東京・南青山で開設準備中のブランド体験施設「マツダ・トランス・アオヤマ」を2月4日にオープンすると発表。「新しい発見や前向きな気持ちを感じてもらえる空間と体験を提供したい」とアピールした。