世界海洋デーに開催 「Save The Seed Vol.2」レポート
6月8日が何の日かご存知か?その答えは「世界海洋デー」。2009年に国連が制定した国際デーで、海と人との繋がり、海の大切さ、そして海を守る方法などを考える日なのだ。 今年は、ちょうど週末の土曜日が重なり各地で海にまつわるイベントが企画されるなか、鹿児島県・種子島南種子町の竹崎海岸で開催されたのがビーチクリーン・アクティビティ「Save the Seed in TANEGASHIMA vol.2」だ。
本企画はラジオDJであるnico氏が中心となり、美しい種子島のビーチを持続可能なものにしていくことを目的に始まったプロジェクト。世界海洋デーに合わせ、漂着物などによる海洋ゴミ問題が年々深刻化しているエリアの清掃活動と、ウェルビーングな体験イベントを開催。
昨年11月に開催された第1回目の規模と内容がアップグレードしたものとなった。そしてSave The Seedの活動に賛同してくれたヒップホップMCでアーティスト、そしてサーファーとしても知られるPES氏の姿もあり参加者たちを驚かせた。当日ビーチクリーンを行った竹崎海岸はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の管轄の砂浜。
約1時間の作業で500kgもの海岸漂着物を回収。軽トラック3台の荷台が山積みになったほどだ。その後、付着した砂などを洗浄し、リサイクルの可否などにあわせて分別作業を実施。
その後有志でリサイクルセンターなどの施設へ運搬。 ゴミ拾いから処分まで、一気通貫で行うのもSave The Seedの特徴だ。
また、ビーチクリーンのあとに地元サーフショップ「SEED SURF」のサポートのもと、小・中学生のサーフィン体験会を実施。やや強めだがオフショアで整ったスモールサイズの波はビギナーのレッスンに最適なコンディションだ。
パドルのコツなどの講習をビーチで行い、いざブレイクへパドルアウト。 ちょうど雨足が強まってきたが、キッズたちには関係なし。