洗練された外観、広い車内空間…日産ノートe-POWER カタログ燃費と実燃費をチェック【魅力と課題を解説】
日産の他の車種とノートの燃費を比較
同じ日産車のコンパクトカーや軽自動車と比べると、燃費性能に関してはノートが最も優れています。 ※それぞれ最も燃費の良いグレードを抽出 ▽(1)日産「ルークス」(軽自動車) 【Sグレード(2WD)の場合】 ・WLTC燃費:20.9km/L ・新車価格:163.8万円 軽自動車のルークスなら税金を抑えることができ、ノート以上に小回りも利きます。また、軽自動車の中では随一の走行安定性を誇り、オプションでプロパイロットも搭載できるので、長距離運転をする人にも向きます。 ただしルークスに搭載されているのはマイルドハイブリッドシステムであり、燃費はノートほど優れていません。 ▽(2)日産「オーラ」(コンパクト) 【Gグレード(2WD)の場合】 ・WLTC燃費:27.2km/L ・新車価格:278万円 オーラは「ノートの姉妹車」と思われがちですが、似て非なる存在です。 プレミアムコンパクトとして上質感を備え、スポーツカーのように力強く走ります。大きさは、ノートよりも全幅が40mmほど広いです。燃費は、ノートよりわずかに悪いです。 ▽(3)日産「マーチ」(コンパクト、中古) 【Gグレード(2WD)の場合】 ・WLTC燃費:18.6km/L ・中古車相場:5万円~229万円 2022年に生産を終了したマーチ。発売から生産終了までに国内外で累計500万台以上を売り上げ、コンパクトカーの代表的な存在として愛されていました。 丸みを帯びたフォルムが愛らしいです。燃費性能は優れていませんが、100万円以下で購入できる車両が多く、他の車種と比べて相場が安いです。 ▽Q. 先代ノート(2代目)の燃費は? 2020年まで販売されていた2代目ノートには、途中からe-POWERが採用されました。最終モデルのカタログ燃費は、最も良いもので34.0km/L(2WD、JC08モード)です。 JC08モードはWLTCモードが採用される前の基準ですが、現行ノート(WLTCモード28.4km/L)のJC08モードの値が33.8km/Lとなっているため、現行モデルと燃費性能に大きな差はないと考えられます。