「オール公立」でも500万円以上⁈子どもの教育費、みんなのリアルな貯金目標とは?
子どもの成長が楽しみな半面、気がかりなのはこれからかかる教育費のことではないでしょうか。子どもが小さいと、まだ具体的に考えていないママも多いのではないかと思います。なんとなく不安に思っていても、お金のことって周りには聞きにくい……。 受験なんて考えてなかったのに…タワマンカーストが招いた、子どもを苦しめるママたちの“学歴バトル”【漫画を読む】 そこで今回は、気になる子どもの教育費について、0歳から小学生を育てる子育てママ2463人にアンケートを取りました。いつまでにいくら貯めておけば安心なのか、これから貯めようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
教育費っていくら必要?
幼稚園~高校にかけて、文部科学省のデータを参考にざっくりまとめると「オール公立」の場合と「オール私立」の場合で比較すると以下の表のような違いとなります。 「すべて公立」の場合は541万円、「すべて私立」の場合は1829万円とその差は3倍以上になります。ここにさらに塾代や大学進学を加えると、子ども1人にかかる教育費は1000~2000万円にのぼると言われています。 ここからは、実際に子育てママに教育費に関するアンケートを取った結果をみていきましょう。
❶ 子供の教育費ってどうやって貯めてる?
<全2463票> まず、子どもの教育費をどのように貯めているかについてうかがいました。 ・現金預金 35% (856票) ・投資信託や株式 (NISAなど) 26% (643票) ・貯蓄型の保険 (学資や終身など) 36% (883票) ・その他 3% (81票) ここでは「現金預金」と「貯蓄型の保険」がほぼ同率になりました。子どもが生まれるとなんとなく”お金貯めなきゃー!”という誰に言われたでもない強迫観念にかられて、とりあえず学資保険に入ったママも多いのではないでしょうか。 また、世の中の【貯蓄から投資へ】の流れにより、貯蓄よりも資産を増やせる可能性の高い投資信託や株式で貯めている方も増えてきた印象があります。