ポリマーケットはポリゴンにとって大成功、だが収益面の貢献はわずか
注目(アテンション)が報酬
ポリゴンは長く、メインストリームとしてブレイクする瞬間を探し求めている。スターバックスやメタ(Meta)とのパートナーシップに何百万ドルも費やし、Web3のマスアダプションを試みてきたが、うまくいかなかった。 だがポリゴンは、ポリマーケットが大きな注目を集めていることに勇気づけられ、この注目がポリゴンの広範なエコシステムでの、より大きな数字につながることを期待している。 「ポリマーケットは2万ドルしかもたらしていないのに、なぜ我々がこれほど興味を持っているか? 理由は明らかに、まさに注目を集めているからだ」とボイロン氏。 この成功は、「ポリゴンPoSチェーンでは、ユーザーにブロックチェーンを使っていることをほとんど意識させずに、きわめて大きな成功を収めるアプリが開発できる」ことを示していると同氏は述べた。 プラス面を見れば、「取引手数料が2万ドルのみということは、率直に言って、ポリゴンPoSチェーンの使用がいかに安価であるかを反映している」。 ポリマーケットのオーガニックな急成長はポリゴンの成功に貢献した、なぜならエコシステムに注目を集めたからだ、と同氏は語った。 「アプリケーションはそれぞれ異なる役割を持っている。私にとって、ポリマーケットの役割はインクルード、つまり非常に安価な取引を提供して、取引を非常に簡単にすること。そして、注目を集めることこそが付加価値であり、ポリマーケットが私たちにもたらしているものだ」 「例えば、ポリゴンPoSチェーンにDEXを構築するようなこととはまったく異なる。もし彼らが数か月にわたって2万ドルの手数料をもたらさないとすれば、それは大失敗だ。つまり、ここで重要なことは、アプリケーションはそれぞれ意図する目的が違っているということだ」 |翻訳:T.Minamoto|編集:CoinDesk JAPAN編集部|画像:PolygonScan|原文:Polymarket Is Huge Success for Polygon Blockchain – Everywhere But the Bottom Line
CoinDesk Japan 編集部