【醍醐虎汰朗】初写真集で堪能できる肉体美の秘密は「筋トレの我慢」
アニメーション映画『天気の子』で主人公に抜擢され、舞台『千と千尋の神隠し』でハク役を演じるなど、23歳の若手俳優ながら注目作で抜群の存在感を発揮してきた醍醐虎汰朗さん。11月29日には初の写真集『となりのこたろー』が発売。少年っぽさと大人っぽさを兼ね備えた今しか見ることができない表情を堪能できる一冊になっています。本人の強い希望で実現したシチュエーションや肉体美を保つ秘訣など、撮影の裏話をたっぷり語ってくれました。 【写真で見る】キュン間違いナシ…! 醍醐虎汰朗の他の写真を見る
――俳優としての“やりたいことリスト”に写真集を出すことは含まれていましたか? 「いや、僕にとっては予想外の出来事で、まだ何かを成し遂げたわけではないですし、写真集を出すなんて時期尚早なのではないかと思いました。でも、せっかくチャンスをいただいたので、今の自分の表現力を試してみたくなってきて、覚悟を決めて挑戦させていただきました」 ――編集部との打ち合わせではアイデアも伝えたのでしょうか? 「『これをやりたい!』と頭に浮かんだのは、サウナに入ること。僕からはそのひとつしかお伝えしていません。もともとサウナが好きだったので、あわよくば公私混同できるかなと(笑)。ただ、実際に撮影で訪れたサウナはプライベートで行ったことがないようなラグジュアリーな空間だったので、開放感を味わいつつ、ちょっとドキドキしましたね」 ――なかなかひとりでは行かないような場所でしたよね。 「そうです。ビルの屋上にサウナがあって、ジャグジーの水風呂があって、なんだか大人なムードの場所だったんですよ。そんな非日常っぽい場面もありますが、今回は写真集のテーマが『気づけば隣にいる男友だち』でしたし、どのシチュエーションでもカメラの前では自然体でいることを心がけたので、ページをめくりながら親近感を抱いてもらえたら嬉しいです」
――醍醐さんのシュッとした輪郭はサウナ通いの賜物ですか? 「週2~3回のサウナに加えて、最近は朝から家で湯船に浸かってから仕事に行くようにしているんです。以前は家を出る時間のギリギリまで寝ていたいタイプでしたが、もう少し余裕のある大人になりたくて早起きを始めました。朝風呂で目を覚まして、コーヒーを飲んでから外出すると1本目の仕事からエンジン全開で挑めますし、もしかしたら今回の写真集も過去の僕よりは顔がシャキッとしているかもしれませんね」 ――サウナのシーンでは引き締まった肉体美も披露されていますが、写真集に向けて鍛えたりしたのでしょうか? 「その反対で、ちょうどトレーニングを我慢していた時期なんですよ。本当はもう少しムキムキな身体が理想なのですが、今回の写真集を撮影したのは舞台『千と千尋の神隠し』でハクを演じる直前だったので……。ムキムキだと儚さが損なわれてしまうじゃないですか(笑)。だから当時は体力維持のための体幹トレーニングだけをしていました」