「安全より軍事優先」と非難 日米訓練に抗議声明
先月23日から今月1日まで石垣島や与那国島でも行われた日米共同統合演習について、石垣島の平和と自然を守る市民連絡会は5日午後、市内で会見し抗議声明を発表した。 この中では①災害訓練と偽り、民間港で軍事訓練を予定した②米軍機が民間空港を予定時間を超過して利用し誘導路もふさいだ③与那国島で陸自オスプレイが事故を起こしたーと3点の問題点を指摘。 民間港では、予定した石垣港での海自タンカー配管接続訓練が急きょ中止になったことを疑問視。住民や港湾労働者の安全よりも戦争の準備を優先したと主張した。 米軍機は新石垣空港を予定を1時間半以上もオーバーして利用した上、誘導路もふさぎ民間機は迂回を余儀なくしたと反発。今後、米軍が大部隊を石垣に派遣する可能性を懸念した。 陸自はオスプレイの事故原因を究明し結果を公表すべきとした。 声明文は、防衛大臣や防衛省の統合幕僚長、在日米軍トップにそれぞれ送付する予定。