錦戸亮、木村多江、高梨臨がリリー・フランキーの魅力を力説「自我を捨てることができる」
日英合作映画「コットンテール」のオフィシャルインタビュー映像がYouTubeで公開された。 【動画】映画「コットンテール」オフィシャルインタビュー映像 イギリスの湖水地方・ウィンダミアを舞台とする本作。妻を亡くした作家が遺言を叶えるために、長らく疎遠だった息子とその妻とともに東京から旅立ち、家族の愛と再生の軌跡を紡ぎ上げていくさまが描かれる。パトリック・ディキンソンが監督・脚本を担当した。 映像には主人公の兼三郎を演じたリリー・フランキー、息子の慧(とし)に扮した錦戸亮のほか、闘病の末に息を引き取った明子役の木村多江、慧の妻・さつき役の高梨臨がそろってインタビューに答える様子が収録されている。2021年の撮影時以来となる再会を果たした4人。木村は「ぐるりのこと。」から16年ぶりの共演となるリリーについて「自我を捨てることができる」「俳優はかっこよく見られたいとか、そういう自我が邪魔することがあって、いかに自我を捨てて演じられるかが私のテーマなんですが、経験がなくてもできちゃうというのがすごいところ」とたたえた。 錦戸はリリーとの初共演について「リリー・フランキーさん、という空気感があるじゃないですか。優しくもあり、心地良い声を聞きながら……」と語りかけ、高梨は「どんな方なのかな、というところから入ったんですがとてもフラットにお話しして」と回想しつつ、リリーとピーターラビット記念館で買い物をした際のエピソードを明かした。映像にはコロナ禍での撮影についての苦労や、海外との合作ならではの現場の様子についてリリーが述懐する一幕も収められている。 「コットンテール」は3月1日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。 (c)2023 Magnolia Mae/ Office Shirous