MSIの背面コネクタ採用マザーが2モデル発売、面倒なケーブル管理の問題を解消する「PROJECT ZERO」
MSIの「PROJECT ZERO」シリーズのマザーボード2製品「B650M PROJECT ZERO」「B760M PROJECT ZERO」が登場した。コネクタのほとんどをマザーボードの背面に移し、ケーブルが隠れるようにしたというデザイン。 【この記事に関する別の画像を見る】 店頭価格はいずれも36,980円。 ■ 電源ケーブルなどの取り回しが安易になるマザーボード PROJECT ZEROは背面コネクタデザインを採用した同社製品を総称するというもの。複雑で面倒なケーブル管理の問題を解消することが目的といい、コネクタのほとんどをマザーボードの背面に移し、ケーブルが隠れるようにしたという。これにより、PCの外観の美しさが向上し、また、ケーブル管理の難易度が下がるとしている。 PROJECT ZEROのマザーボードは、背面コネクタデザインを採用したPCケースでなければ取り付けることができないとされており、対応する同社製品「MAG PANO M100R PZ」が発表されている。また、背面コネクタデザインの採用製品はMSIに限らないといい、「複数のPCケースブランドが共同で追求する方向性」を示しているとのこと。 B650M PROJECT ZEROは、AMD B650チップセットを搭載し、AMD Ryzen 8000/7000シリーズプロセッサに対応したmicroATXフォームファクタのマザーボード。 背面コネクタデザインとホワイトシルバーのカラーリングを採用するほか、10+2+1フェーズ80A SPS対応の堅牢な電源回路を搭載し、最新CPUの性能を最大限に発揮することが可能としている。 メモリスロットはDDR5×4(最大256GB)。拡張スロットはPCIe x16×1、PCIe x1×1。インターフェイス・機能はHDMI 2.1、DisplayPort 1.4、M.2、USB 3.2 Gen2x2 Type-C、2.5Gbps LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、オーディオなど。 B760M PROJECT ZEROは、Intel B760チップセットを搭載し、第14世代Intel Coreプロセッサなどに対応したmicroATXフォームファクタのマザーボード。 背面コネクタデザインとホワイトシルバーのカラーリングを採用するほか、12+1+1フェーズ75A SPS対応の堅牢な電源回路を搭載し、最新CPUの性能を最大限に発揮することが可能としている。 メモリスロットはDDR5×4(最大256GB)。拡張スロットはPCIe x16×2、PCIe x1×1。インターフェイス・機能はHDMI 2.1、DisplayPort 1.4、M.2、USB 3.2 Gen2x2 Type-C、2.5Gbps LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、HDオーディオ、S/PDIF出力など。 [取材協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原パーツ館]
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