たぷたぷと 香る輝く 地場の実り
「冬至」を迎えた21日、埼玉県越生町のリゾート施設「オーパークおごせ」が地元産のユズを浮かべたゆず風呂を催し、入浴客らが香りを楽しみながら1年の疲れを癒やした。 同施設は、ユズを2キロ持ち込むと無料入館券と交換する企画を実施。21日までに近隣住民から13キロが集まり、露天風呂に浮かべた。ゆず風呂は12月末まで開催する予定で期間中、約1500人の来場を見込む。 同県春日部市から入浴に訪れた会田良弘さん(46)は「ユズの香りにリラックスでき、いいお風呂だった」と笑顔で話した。 同施設では県産ハーブを使ったミストサウナも好評だという。支配人の久保光太朗さん(32)は「今後、県産の花や果物を使ったイベントも開催したい」と話す。(山田凌)
日本農業新聞