東京23区内に住んでいると「ベンツ」「ポルシェ」など高級車をよく見かけます。都内で車持ちは勝ち組なのでしょうか?
ベンツやポルシェの購入価格
ベンツはドイツの自動車メーカーである、メルセデス・ベンツが展開する自動車ブランドのひとつです。複数のクラスが展開されていて価格もさまざまですが、日本では高級車としての認識が広まっているとともに、人気も高いといえます。 メルセデス・ベンツ日本合同会社が発表しているプライスリスト、いわゆるメーカー希望小売価格によれば、Aクラスの「A 180(BSG搭載モデル)」が税込みで484万円(2024年8月29日時点)とされており、ベンツの中で最低価格となります。 対して、最高価格とされているのは税込みで4400万円(2024年8月29日時点)を誇る「Mercedes-Maybach S 580 Night Edition(ISG搭載モデル)」です。 ベンツといえば日本では高級車のイメージが強いですが、Aクラスなどのエントリーモデルであれば、全く手を出せないほどの価格帯ではないでしょう。しかし、上記の価格は自動車の本体価格であり、実際に購入する場合はオプションや付属品、税金などの諸経費が加算されるため、購入金額はもう少し上乗せされます。 ポルシェもベンツと同じく、ドイツを拠点とする自動車メーカーで、スポーツカーを主力に展開しています。スポーツカーの販売が多いことから、ベンツと比較すると全体的な価格帯は高めです。 ポルシェジャパン株式会社によれば、ポルシェが展開する車種の中で、税込み862万円の「Macan」が最低価格とされています。対して、「911 S/T」がポルシェの最高価格であり、価格は税込み4118万円です。ベンツと同じく、ポルシェも実際の購入時にはオプションなどの諸経費が加算される場合が多いため、購入金額は上記より高くなるでしょう。 ベンツと比較すると、ポルシェは最低金額の車種でもなかなか手を出せる金額ではないといえます。
「勝ち組」を定義する基準は人それぞれ
根本的に「勝ち組」という言葉の定義は曖昧で、明確な基準はありません。価値観は人それぞれのため、何をもって「勝ち組」と判断するかは難しいからです。 経済的な裕福さを「勝ち組」の基準とするなら、必要不可欠なもの以上の存在である高級車の所有はひとつの判断基準になるでしょう。つまり、日本において高級自動車メーカーと認知されているベンツやポルシェの車を所有している場合、上記の判断基準に基づいて「勝ち組」と判断できるといえます。 出典 メルセデス・ベンツ日本合同会社 ポルシェジャパン株式会社 ポルシェモデル モデルの概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部