ストウブやラプアン カンクリ…ミナ ペルホネンが注目ブランドとコラボしたキッチン道具。皆川明さんがおすすめレシピも教えてくれました。
釜浅商店/人生包丁
食材の調理に欠かせない包丁を、100年以上の歴史をもつ釜浅商店とコラボレーション。肉も魚も野菜もオールマイティに切ることができる万能包丁が、皆川さん監修のもとつくられました。 魚市場で働いていた経験をもち、日々魚をおろしたり、包丁を研いでいたという皆川さん。大阪・堺の産地に赴き、職人と話しながらオリジナルの包丁をつくり上げたといいます。 「人生包丁と名付けたのは、職人の優れた経験と技術によってつくられた片刃の和包丁を、使い手も一生物として手入れを楽しみながら長く使って欲しいという想いを込めたからです」 「手間入らずの道具に比べて、手入れが必要な包丁。手入れをして使うたびに自分の手になじむ道具を愛用してもらいたいと思います」 日々使い、手入れする時間も愛おしくなる。そんな人生の相棒のような包丁です。 「人生包丁」
ラプアン カンクリ/クロス
フィンランドのテキスタイルメーカー、ラプアン カンクリ。フィンランドにも縁がある皆川さんですが、意外にもラプアンカンクリとのコラボレーションは今回が初めて!フィンランドの自然や風景をイメージして図案が描かれました。 「ラプアン カンクリとの初めての物づくりでした。彼らの街の穏やかさやフィンランドの豊かな自然を思い浮かべて描いたデザインです」 写真の「ケサクッカ」は、夏の花を意味するフィンランド語。道端にさりげなく咲く花から着想しデザインされました。 大判もあるのでテーブルクロスとしても活躍してくれそうです。 こちらの「メッツァランピ」は、森の湖という意味の名前。水の波紋のような幾何学模様のウォッシュドリネンは、こうしてパンを包んだり、野菜を拭いたり、ナプキン代わりにしたりなど、さまざまな用途に使用できます。 「表に出ていても優しい色合いで楽しい気持ちにさせてくれるマルチクロスは、さまざまなキッチンの用途に使えて景色も豊かになります。エプロンにちょっと挟んでみたり、ランチョンマットがわりにしてもよいかもしれません」 「KESÄKUKKA リネンブランケット 145x180㎝」 「KESÄKUKKA タオル 46x46㎝」 「METSÄLAMPI タオル 46x70㎝」
料理をするうえで欠かせないキッチン道具をお気に入りのものでそろえれば、調理や食事の時間がもっと豊かなものになります。料理好きな皆川さんが日々の調理の時間や食卓のシーンを思いながらつくったキッチン道具を使えば、食の時間をいっそう大切に思えるはずです。 皆川 明/1967年生まれ。 1995年、「minä perhonen」 の前身である「minä」を設立。 オリジナルのテキスタイルデザインを中心に、衣服、家具、器のデザインや、店舗・宿の空間ディレクションなど、幅広く活動を行っている。 世界各国のブランドにもデザインを提供し、クヴァドラやクリッパンなどともコラボレーションを行う。