みどりの窓口3カ所に 富山駅、8月から1カ所増 混雑緩和へ
JR西日本金沢支社は8月1日から、富山駅の切符売り場「みどりの窓口」について、日中の受付を従来の2カ所から3カ所に増やす。昨年5月の新型コロナ5類移行前後から観光客が急増した影響で、窓口では長い待ち時間が課題となっていた。帰省シーズンの旧盆を前に、窓口業務の人員を増やすことで混雑緩和を図る。 5日、石原利信支社長が富山市のオークスカナルパークホテル富山で開いた就任会見で説明した。 富山駅のみどりの窓口は受付が3カ所あり、通常はこのうち2カ所にスタッフを配置している。繁忙期や窓口が混雑した際にのみ、3カ所に増やして対応している。8月1日からは利用客が多い午前9時~午後5時の時間帯は、全3カ所の窓口を開く。利用客を案内する係員の増員も計画する。 金沢駅でも8月1日から、みどりの窓口の受付を3カ所から5カ所に増やす。 JR西はコロナ下で、みどりの窓口の縮減などによる少人数の駅運営を推進してきた。石原支社長は「想定を上回る利用客で、従来以上のフォローが必要と感じた。長時間待たせていることについてはおわび申し上げる。利用客の声はしっかり受け止めていきたい」と述べた。