大谷、対ダルビッシュ雪辱へ集中 「まんべんなく投球」と敬意も
【ロサンゼルス共同】米大リーグのプレーオフでドジャースの大谷翔平とパドレスのダルビッシュ有が、11日(日本時間12日)の地区シリーズ第5戦で再び相まみえる。6日の第2戦で3打数無安打に封じられた大谷は10日の記者会見で「まんべんなくうまく投球できるのが一番の素晴らしい点。対応していきたい」と敬意を示すとともに、雪辱へ集中力を高めた。 ダルビッシュには、レギュラーシーズンでも5打数1安打と抑えられた。勝った方がナ・リーグ優勝決定シリーズ進出となる一戦へ向け、室内で体を動かし「チームとしてまず勝つことが大前提。自分がどれだけ貢献できるかを大事にしたい」と落ち着いた表情だった。 対するダルビッシュはキャッチボールなどで調整した。6日はドジャース打線を相手に7回1失点の好投で勝利。今回の対策は「今の時点では何も考えていない。試合が始まってからいろいろ考えていくのが自分のやり方」と変幻自在の投球術を持つベテランらしい心構えを語った。
日本投手のポストシーズン単独最多となる通算6勝目も懸かる。