メイヌー、ガルナチョらに続く若手注目株となれるか!? マンU指揮官が飛躍を期待する22歳 「彼はまだ若いが、もう経験不足というわけではない」
主力に食い込めるか
マンチェスター・ユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハーグはFWアマド・ディアロ(22)はステップアップする時が来たと考えており、新シーズンでの飛躍を期待している。 [動画]カットインからディアロがゴール 新シーズンはマンUを引っ張る存在となれるか レンジャーズとの親善試合に2-0で勝利したユナイテッド。この試合の先制点を決めたのが右サイドでスタメン出場したディアロだ。39分に右サイドでメイソン・マウントからパスを受けたディアロはカットインから左足一閃。強烈なシュートは逆サイドネットに突き刺さり、見事なゴールを決めた。そんなディアロに指揮官は期待をしている。 「我々はアマドを違った目で見る必要がある。もちろん、彼はまだ若いが、もう経験不足というわけではない。昨シーズン、彼はひどい怪我で苦しい時期を過ごしたが、その前はチャンピオンシップで素晴らしいシーズンを過ごしていた。そして昨シーズン終了時、彼はトップチームでとても良い時間を過ごしていた。素晴らしい試合をいくつかプレイしたし、今シーズン、ついにその時が来た。彼がこのようにスタートを切れるのは素晴らしいことだ。月曜日はプレイできなかったし、ノルウェーに入国することも許可されていなかったが、今日はプレイでき、とても良い試合をした」(『MUTV』より) 昨夏サンダーランドへのレンタル移籍から復帰した同選手だったが、アメリカでのプレシーズンツアーで膝を怪我してしまった。2023年の年末まで復帰できなかった同選手だが、昨シーズン印象に残るゴールを残している。それはFAカップ準々決勝のリヴァプール戦のゴールだ。延長終了間際の逆転ゴールは大きな注目を集め、ディアロはこの試合のヒーローとなった。 ユナイテッドは昨シーズン苦戦を強いられたが、その中でチームの光となったのがコビー・メイヌー(19)、アレハンドロ・ガルナチョ(20)、ラスムス・ホイルンド(21)といった若手選手たちだ。ユナイテッドの未来を担う3人として話題になったが、才能という面ではディアロも見劣りしないはずだ。だからこそテン・ハーグ監督も主力としてチームに食い込むことを期待しているのだろう。 メイヌーやガルナチョ、ホイルンドらが飛躍を遂げた昨シーズンのユナイテッド。指揮官も期待を寄せるディアロは新シーズンを飛躍の1年にすることができるのか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部