[プロの釣り師のスゴすぎるテク]さすがのイカもお手上げ!究極のワザが明らかに!
春の回遊待ちに最適なエギ選択とその使い方は?
湯川さんが藻場へ向かうイカや捕食回遊春イカを狙うときに使うエギが、クリンチフラッシュブースト3.5号だ。 湯川「大型のミラープレートを内蔵し、フラッシングによるアピール力が強くなっています。ダート性能も優れ、スラックジャークに機敏に反応。ロングステイ中もミラープレートがキラキラ輝いて春イカを誘います」
スラックジャークを上手におこなうコツは「しなやかなティップのロッドを使用すること」
スラックジャークとは、ラインのたるみをロッドで瞬間的に強く「パンっ!」と張ることで、エギをダートさせるテクニックだ。これが、うまくできないという声も聞くが…。 湯川「スラックジャークのことは師匠(重見典宏さん)のテクニックなんで、僕が語るのはおこがましいんですが…。要はラインスラックを瞬間的に張ってすぐに糸フケを出すから、エギが前進を抑えてダートします」 なるほど。それが難しい…。 湯川「ティップがしなやかだとジャークで曲がって、戻るときに糸フケが出てその場で動かしやすい。ティップの張りが強いと引っ張りすぎてしまう。あとは大きくシャクリすぎないことです」 春のアオリイカを狙うなら、エギを大きくシャクリすぎないことが重要! 湯川「春の大型イカほど夏や秋のようにアグレッシブにエギを追いません。スラックジャークでその場で動かし、ロングステイで見せます。今回の実釣でも回遊待ちは、多めにラインスラックを出したスラックジャークをメインに釣りを展開しました」
エギカラーは「ケイムラ」と「非ケイムラ」2パターンをローテ!
フラッシュブースト搭載エギの場合、どうしてもフラッシングに意識がいきがちだが、ボディのカラーも重要だと、湯川さんは考えている。 湯川「最近の傾向としてケイムラボディがすごく人気。フラッシュブースト3.5号も10色中7色がケイムラですが、ケイムラなしのほうが釣れるときもある。ボディカラーは必ずケイムラあり、なしを用意しましょう」 ちなみに、湯川さんがよく使うカラーは? 湯川「自分はエビ柄が好きなのでケイムラなしはピーチエビやブラウンエビを良く使います。ケイムラならケイムラエビ。フラッシングでアピールしたいときはスケルトンのオヨガセイワシ。アボカドは実績のあるアピールカラーで、視認性が高く藻場の見えイカ狙いでも活躍します」