【中継録画】「こうのとり」搭載 H2Bロケット打ち上げ成功(JAXA提供映像)
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日午前2時52分、国際宇宙ステーション(ISS)に補給物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」7号機を載せたH2Bロケット7号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。
こうのとりは約15分後に分離され、予定の軌道に投入された。今後3日かけてISSに向かい、27日夜にISSにロボットアームでキャプチャーされる予定。今回は計6.2トンの補給物資をISSに届ける。こうのとりの打ち上げは2009年の初号機以来、7回連続の成功となった。 当初は9月11日に打ち上げられる予定だったが、天候不良や液体酸素タンクのバルブ異常などで計4回打ち上げが延期されていた。
こうのとりは、直径約4メートル、全長10メートル弱の無人の宇宙ステーション補給機。ISSでの実験運用や生活に必要な物資を輸送するために開発され、H2Bロケットによって打ち上げられている。こうした物資補給は現在、日本とアメリカ、ロシアの3か国で分担して行われている。 ※THE PAGEではJAXA提供による打ち上げ映像をお届けしました。