「バカヤロー」から「死んだふり」「アベノミクス」 戦後から昭和、平成の衆議院解散を振り返る
テレビ愛知
動き出したばかりの石破総理は、衆議院の解散=「伝家の宝刀」を、10月9日抜く方針です。 石破総理: 「地方こそ成長の主役。地方創生の交付金を当初予算ベースで倍増します」
「バカヤロー解散」「死んだふり解散」戦後の衆議院解散の歴史
1953年、吉田茂元総理が、野党議員との質疑で「バカヤロー」と発言したことで、衆議院を解散したほか、1990年には、海部元総理が、消費税導入の是非を争点にして解散をしました。戦後の政治史を振り返ると、様々な解散劇が繰り広げられてきました。 得意の水泳を披露したのは中曽根康弘元総理です。1986年、中曽根元総理は「解散は考えていない」と言いながら突然、衆議院を解散しました。「死んだふり解散」です。
「郵政解散」「アベノミクス解散」戦後の衆議院解散の歴史
扇千景参院議長: 「反対で否決されました」 2005年、小泉純一郎元総理は、郵政民営化法案の民意を問うため、衆議院の解散に踏み切りました。 安倍元総理: 「衆議院を解散します」 2014年、安倍元総理が「アベノミクス解散」と銘打ち、自身の経済政策を争点にしたほか、2017年には… 安倍晋三元総理: 「この国難を乗り越えるためには、どうしても今、この解散で国民の声を聞かなければならない。国難突破解散です」
今回の石破総理の解散を名付けるとしたら、何解散になるか。街の人に話を聞きました。 街の人: 【どたばた解散】「まだ解散するのは少し先と言っていた気がしたのに、急に早期解散になったので」 【分からない解散】「いま政治が何をやっているのか全く分からない。何がしたいのかも全く分からない」 【豹変解散】「首相になる前は国民にとってプラスになるようなことを言っていたように思うが、首相になったとたん、そういった発言がなくなってしまったので」
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