シュナイダーがシード勢で唯一ベスト8に進出 [ハンガリアン・グランプリ／テニス]

写真はロスシー・クラシック（イギリス・バーミンガム）でのディアナ・シュナイダー（ロシア）（Getty Images）

　WTAツアー公式戦「ハンガリアン・グランプリ」（WTA250／ハンガリー・ブダペスト／7月15～21日／賞金総額23万2244ユーロ／クレーコート）の女子シングルス2回戦で、第1シードのディアナ・シュナイダー（ロシア）が予選勝者のエカテリーナ・マカロワ（ロシア）との同胞対決を6-3 6-3で制してベスト8に進出した。 ～ハンガリアン・グランプリで8強入りを決めたトップシードのシュナイダー選手～ 　3-3から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したシュナイダーは第2セットで2度先にリードしながらその都度追いつかれたが、第8ゲームで5度目のブレークに成功すると続くサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間22分で試合を締めくくった。 　シュナイダーは次のラウンドで、アンナ・ボンダール（ハンガリー）を7-5 7-5で破って勝ち上がったラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）のエラ・ザイデル（ドイツ）と対戦する。 　そのほかの試合ではレベッカ・スランコバ（スロバキア）が第3シードのワン・シユ（中国）を7-6(4) 6-3で倒し、エバ・リーズ（ドイツ）は7-6(6) 4-1とリードした時点でベルナルダ・ペラ（アメリカ）が棄権したため勝利が決まり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。