【速報】アプリの『投資勧誘の広告』で約1.3億円の詐欺被害…70代男性 秘書名乗る人物からメッセージ アプリでは「3.6億円」の残高表示
大阪府警は府内に住む70代男性が今年3月から3か月間でSNSに掲載された投資勧誘の広告を通じ、株の投資名目などで、計1億2850万円をだまし取られる被害が発生したと発表しました。 警察によりますと、大阪府内に住むアルバイトの70代男性は、今年3月、SNSで掲載された投資勧誘の広告にアクセスしたところ、「竹田けんじ」を名乗るアカウントからメッセージが送られ、その後、投資の情報を交換するグループからの招待を受けたということです。 さらに『小野すみれ』と秘書を名乗るアカウントから「アメリカや中国経済、金や石油の動向から株式市場を予想していくというもので、機関口座を使用した投資サービスを始める」などと勧誘を受けたということです。 男性は投資名目や『ゴールド会員』など投資グループ内でランクアップの名目などで、17回にわたり、計1億2853万8500円を振り込んだということです。 男性は指定されたアプリをダウンロードし、アプリ上では残高が約3億6400万円と表示されていたということです。 この残高は虚偽の表示だったとみられ、男性は親族からの指摘で被害に気付き、6月下旬に警察へ被害の相談に訪れ、8月上旬に被害届を提出したということです。 警察はSNS型投資詐欺事件として捜査しています。 こうした大阪府内でのSNS型投資詐欺被害は今年1月以降、相次いでいて、警察は注意を呼びかけています。