西尾隆矢、OA枠なしも「ゼロで抑えることで僕たちの価値も上がる」
日本サッカー協会(JFA)は3日、2024年パリ五輪を戦うU-23(23歳以下)日本代表18人を発表した。同日、大阪市内のホテルで記者会見が行われ、関西のクラブに在籍するDF西尾隆矢(23)=C大阪=、DF半田陸(22)=G大阪=、MF川崎颯太(22)=京都=が出席した。 西尾はパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯の1次リーグB組初戦の中国戦で、レッドカードを提示され、退場処分に。チームは苦戦を強いられることとなった。そのことに自ら触れ、「アジア杯ではご存じの通り、一発退場があって悔しい思いをして苦しい時期もありましたけど、こうやってまたチャンスをいただけた」と言及。「失点しなければチームが負けることはない。リーダーシップを取って、大会通して失点が少ないチームを目指して統率していければ」と力を込めた。 また、3人まで起用できる24歳以上のオーバーエージ(OA)枠での選出はゼロ。西尾のCBというポジションにはOA枠を重要視する声もあったが、「不安な声もあるかもしれないけど、僕たちがゼロで抑えることで僕たちCBの価値も上がるので、逆にチャンス。不安よりもやってやるぞという気持ちが大きい」と話した。