会場を盛り上げるＡ．Ｂ．Ｃ－Ｚの（左から）塚田僚一、橋本良亮、五関晃一、戸塚祥太（撮影・池上夢貢）

　人気グループのＡ．Ｂ．Ｃ－Ｚが２９日、東京・ＬＩＮＥ　ＣＵＢＥ　ＳＨＩＢＵＹＡで、全国５都市を巡るツアー「Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚ　Ｃｏｎｃｅｒｔ　Ｔｏｕｒ　２０２４　Ｆ．Ｏ．Ｒ」の東京公演最終日を迎えた。４人体制となり初のツアーで全３１曲を披露した。 　６月５日にリリースした「君じゃなきゃだめなんだ」からスタート。腰の負傷で演出が制限されていた塚田僚一（３７）のソロ曲では、振付と演出を担当した屋良朝幸（４１）がサプライズ登場してダンスを披露。終盤の「Ｔｗｉｌｉｇｈｔ　Ｂｌｕｅ」では、高さ５メートルの巨大な船の上で歌唱するなど、新たなステージへの船出を印象づけた。 　ＭＣパートでは、１１月２７日にシングル曲「ヒリヒリさせて」がリリースされることや、１１月１６日から本ツアーがＵ－ＮＥＸＴで配信されることが映像で発表されると、歓声と割れんばかりの拍手がメンバーに贈られた。 　橋本良亮（３１）は「これが４人のスタートだぞ！というコンサートになった」と充実感を漂わせ、戸塚祥太（３７）は「応援してもらえて、とてつもない力をもらっている」と感謝。五関晃一（３９）は「これからもすてきな時間を過ごしたい。一生付いてきてください」と呼びかけ、塚田はツアータイトルを引き合いに「みんなで明るい未来に『Ｆ．Ｏ．Ｒ』していきたい」と力強く語った。