主体的な行動で盛り上げ 飯田JC 相撲大会へ行司体験【長野県】
長野県飯田青年会議所(JC、久保田大樹理事長)の「24~To For~委員会」は2日、4月例会を飯田商工会館で開いた。5月26日に開催予定の飯伊わんぱく相撲大会に向け、会員がどう主体的に取り組むかを考え、松尾相撲クラブに教わりながら行司を体験した。 同委員会は本年度、「To meからFor youへ」をテーマに掲げ、会員が物事に主体的に取り組み、人として幅を広げることを目指し活動している。わんぱく相撲は飯田JCの主催事業で、昨年に参加人数が減ったことから、例会では大会を盛り上げるため、メンバー一人一人が何ができるかを掘り下げた。 大会では数年前から飯田JCが審判を務めており、この日は会場に土俵をつくり、松尾相撲クラブの清水里香監督や子どもたちを招いて4月に変更された相撲のルールを教わった。清水監督は「両選手がきちんと両手をついてから始めて」などと注意点や反則技などを紹介し「主審が空気感をつくる」と呼び掛けた。 その後実際にメンバーが主審や副審を体験。分かりづらい反則に注意しながら、大きな声で取り組みを仕切っていた。 主審を体験した男性は「土俵に立つと神聖さが伝わり、反則を見つけるのが難しかった。子どもたちの真剣勝負が引き出せるような行司ができれば」と語った。 今井健太委員長は「出場者増加へ学校やスポーツ少年団とも連携し、イベント性のある大会にできれば」と話した。