井上尚弥のサウジ推定総額30億円の超大型契約は「ボクシング界に夢を与える」大橋会長が笑顔で語る
ボクシングの大橋ジム・大橋秀行会長(59)が12日、東京・後楽園ホールで取材に対応。所属する世界4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥とともにサウジアラビアを訪れ、同国の王族でもある総合娯楽庁のトゥルキ・アル・シェイク長官が仕掛ける巨大イベント「リヤド・シーズン」と推定総額30億円の超大型契約を結んだことについて「ボクシング界に夢を与えるような契約。こういうふうに出るとボクシングを目指す子供も増える。そういう意味でうれしいです」と笑顔で話した。 大橋会長によると、今回の契約は複数年で、内容はリヤド・シーズンの観光大使を務めること、トランクスのベルトラインにそのロゴを入れること。「サウジアラビアでの試合開催は条件に入っていない。無期限ということもない」という。 トゥルキ長官は今後の井上尚弥について「とてつもなく大きなサプライズがある」としていたが、大橋会長は「サウジアラビアでの試合のことだろうが、具体的には決まっていない」と話していた。
中日スポーツ