現状は厳しいものに

苦境に立たされるテン・ハーグ Photo/Getty Images

2024-25シーズンのプレミアリーグは第7節を終えた段階だが、ブックメーカーでは早くも、誰が一番最初に監督を解任されるかの予想で盛り上がりをみせているようだ。『THE Sun』が伝えている。 以下がブックメーカー『William Hill Bet』での解任予想のオッズランキング上位である。 1.エリック・テン・ハーグ（マンチェスター・ユナイテッド）　1.8倍 2.ガリー・オニール（ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ）　3.75倍 3.ラッセル・マーティン（サウサンプトン）　4倍 4.ショーン・ダイシ（エヴァートン）　17倍 4.スティーブ・クーパー（レスター・シティ）　17倍 6.フレン・ロペテギ（ウェストハム）　21倍 6.オリバー・グラスナー（クリスタル・パレス）　21倍 一番人気となってしまったのは、現在、絶不調に陥っているマンチェスター・ユナイテッドの監督であるエリック・テン・ハーグだ。次点でリーグ最下位であるウォルバーハンプトンのガリー・オニール監督、3番人気には7試合中6敗のサウサンプトンを率いるラッセル・マーティン監督が名を連ねた。 テン・ハーグ政権は、すでに3年目に突入しているにも関わらず、インターナショナルブレイクを迎えた時点で14位。獲得可能な21ポイントのうち8ポイントしか獲得できず、昇格組のサウサンプトンだけがリーグ戦でのゴール数（5ゴール）を下回った。このような結果では、解任オッズ通りの結果になってしまっても文句は言えないだろう。 とはいえ、まだ30試合以上も残っているため、自身の本当の実力を示す時間は残されている。ここに名前が挙がっている監督の奮起に期待したい。