スティーブ・ジョブズも最初から特別だったわけではない。46年前、テレビ出演直前に見せた素顔
スティーブ・ジョブズは、ほかの大成功した人々と同様に、何らかの形で特別な存在だったと思われがちです。 彼がなにかしら固有の資質を持っていたと考えるのは容易でしょう。才能、忍耐力、創造性、知性、感情的知性(まあ、それはちょっと違いますが)、などなど。 彼がどのような内面を持っており、それによって何が可能になったのか、想像することもできるでしょう。 しかし、彼はいつでも「ビジョンを持ったApple共同創業者・スティーブ・ジョブズ」というわけではありませんでした。また、彼は常に製品発売のステージの指揮者でもなかったのです。
それは「ジョブズ」になる前のジョブズ
ここで1978年のジョブズが、初めてのテレビインタビューに臨む準備をしているところをお見せしましょう。彼はちょっと神経質で、少し話しすぎているように見えます。明らかに不安と迷いが見て取れるはず。 「いつでも吐きそうだ」と彼は冗談を言いますが、それは本気でもあります。 私たちの知っているスティーブ・ジョブズのようには見えません。でも、彼は紛れもなくスティーブ・ジョブズ。ただ、まだ誰も彼のことを知らなかったのです。 あなたにも同じことが当てはまります。 まだ、あなたの能力を認めてくれる人はいないかもしれません。才能を認めてくれる人もいないかもしれません。あなたの真の可能性を知る人もいないかもしれません。「もしかしたら、誰にも気づいてもらえないのでは?」と不安になるでしょう。 まだ誰もあなたの価値を誰も知らないから、あなたは無視されているのです。でもそれで大丈夫。誰もが、かつては無視され、拒絶されるような存在だったのです。 あるいは失敗することもあるでしょう。それでも大丈夫です。すべての成功した人は、数えきれないほど失敗しているのですから(彼らのほとんどは、あなたよりもはるかに多く失敗しています──だからこそ今日成功しているのです)。 開かない扉を、あらゆる拒絶を、そしてあらゆる失敗を受け入れましょう。それらを我がものとし、そこから学び、次回は違う結果を出すのです。 スティーブ・ジョブズも、最初から私たちが知っているスティーブ・ジョブズだったわけではありません。 もし努力を続け、改善し、前進し、自分自身のより良いバージョンになるために努力し続けるのであれば、時間と努力と共に、いつかは「あなた自身」になる日が来るでしょう。 Source: YouTube(1, 2) Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2024 Mansueto Ventures LLC.
ライフハッカー・ジャパン編集部