センバツで輝いた…春の甲子園、独自選出のベストナインは?【捕手編】快挙に導いた4番兼主将
第96回選抜高校野球大会が3月31日、健大高崎(群馬)の初優勝で幕を下ろした。32校の代表校が出場し、春・王者をかけて熱戦を繰り広げた今春のセンバツ甲子園。全力プレーを尽くした選手たちの中から、特に輝いた選手たちを本サイト独自のベストナイン形式で紹介していく。 【表】春のセンバツ甲子園2024 勝ち上がりトーナメント表
箱山遥人(健大高崎)
大会成績:5試合、打率.444(18打数8安打)、6打点、OPS1.056(出塁率.500+長打率.556) 捕手からは、健大高崎(群馬)の箱山遥人捕手を選んだ。今大会は序盤こそ苦しんだが、尻上がりに調子を上げていった。 1回戦、2回戦では、打撃面で本領を発揮できなかった箱山。しかし、準々決勝の山梨学院(山梨)戦では3安打3打点を記録。5回裏に放った適時三塁打は、あわやホームランかという当たりだった。 すると、準決勝の星稜(石川)戦でも、タイムリーを含む猛打賞の活躍で、好調ぶりを発揮した。 決勝・報徳学園(兵庫)戦でも、攻守に存在感を発揮して甲子園初優勝の原動力に。世代屈指の実力を、大舞台でも見せつけた。
ベースボールチャンネル編集部