大谷翔平、同日「3冠」の受賞ラッシュ…ラスベガスで各賞発表、22日はMVP決定
米大リーグ機構は14日、ネバダ州ラスベガスで「オールMLBアワーズショー」を開催し、各賞が発表された。前人未到の「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成したドジャースの大谷翔平選手(30)はそのうち2年連続2度目の「ハンク・アーロン賞(最優秀打者)」、4年連続の「エドガー・マルチネス賞(最優秀指名打者)」、「オールMLB」の指名打者部門(ファーストチーム)の3つを受賞し、1日で受賞ラッシュとなった。 12日には打撃のベストナインに当たる「シルバー・スラッガー賞」をDH部門で獲得した。18日からは、全米野球記者協会(BBWAA)会員の投票で決まる各賞の発表が控え、大谷の受賞が確実視される年間最優秀選手(MVP)は21日(日本時間22日)に予定されている。大谷が受賞すれば、2年連続3度目で、史上2人目のア・ナ両リーグでのMVPとなる。 大谷は今季、昨オフの右肘手術の影響で打者に専念して159試合に出場し、打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁をマーク。打点と本塁打の2冠に輝き、大リーグ史上初めて「50-50」を達成した。両リーグでの2年連続本塁打王は史上初で、打点王は日本選手で初めてだった。その他、OPS1.036、出塁率3割9分、長打率.646、134得点とリーグ1位に輝いた。
中日スポーツ